こんにちは、本日の仮想通貨ニュースをピックアップして考察していきます。
まずは相場から。
今日の未明、BTCが約72万円から60万円程度まで、大幅下落しました。見ての通り、BTCが前日比でマイナス12%となっており、最近では珍しい光景です。
9月半ばごろから72万円程度のレンジ相場だったBTCが急激に下落したわけです。その理由については、この記事で考察しています。
アルトコイン(BTC以外の仮想通貨のこと)に関しても、BTCに連動する形でマイナスになっていますね。
私としては、これはまだセリクラでは無いと思っています。まだまだ下目線です。
9月15日の下落は、BTCのセリクラだったのか?
なぜ仮想通貨相場全面安?「ビットコイン4500ドル」予想もhttps://t.co/CIsmHso7z1
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) November 15, 2018
2018年の9月15日の朝に起きて、チャートを見てびっくりした方も多いのではないでしょうか。私もそうでした。
15日の午前1時ごろまではBTCが72万円付近でした。その後朝にかけて急激に下落して、瞬間的に60万円を割り込んでしまったわけです。15日の21時現在は62万円程度まで戻しましたが、まだ油断できない状況です。
上目線だったトレーダーたちも、今は下目線になっている人が多いようですね。
大幅下落の要因として、
・OKEXという仮想通貨取引所がビットコインキャッシュの先物取引を停止したこと
・分裂騒動のビットコインキャッシュの関係者であるクレイグ氏が、「ビットコインを暴落させる意思」とも読み取れるツイートをしたこと
これらが今回のビットコイン暴落の原因として多少は影響していると思います。
しかし、今回の本質はそこでは無いと思っています。
最近はビットコインキャッシュの分裂騒動が話題になっていますが、それだけでは急激に-12%も下落するとは考えにくいです。
クレイグ氏の発言も多少は影響するかもしれませんが、それもビットコインを急激に-12%も下落させることはできません。
私が思うに今回の下落は、まだ「仮想通過を上昇相場にしたくない大口資産家の意図」だと推測しています。今の仮想通貨相場は時価総額20兆円くらいです。
世界の金融市場を操る組織の力をもってすれば、ビットコインを10%程度変動させることなど簡単です。まだまだ市場操作されているのが仮想通貨市場です。
彼らの詳細な意図まではわかりませんが、今回の下落も彼らの仕業によるものだと考えています。
半年ほど前に、苫米地英人氏が「BTCは10万円まで下落する」と予言しています。苫米地氏は自分自身の事を、「世界的に私は極めて特殊な立場である」と述べています。
苫米地氏は世界の金融を操る組織の意図をある程度知っているのかもしれません。私も、BTCは10万円近くまで落ちることを覚悟しています。その時アルトコインは一体どうなっているのかと考えると怖いですが、我々にはどうすることもできません。有望な通貨を買い増ししていくのみです。
「年末相場」という言葉がありますが、今年はそんなお祭り相場にはならないと考えています。
エンドア(EDR)やシボム(OMX)は、数年後に価格も上昇しているでしょう。そういった通貨を買い増ししていきましょう。
仮想通貨の今後はカストデイサービスの充実にかかっていると思う
米投資銀行バンカメの「仮想通貨カストディ特許」が承認|特許内容が公開https://t.co/k5y0DbgRH2
米国特許庁によって、米大手銀行バンク・オブ・アメリカが企業水準を満たす仮想通貨カストディシステムの特許申請が承認された
仮想通貨関連の特許を着々と蓄えるバンカメの動向や内容に注目が集まる— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) November 14, 2018
今後、仮想通貨相場が上昇していくためには莫大な資金の流入が必要です。
昨年のように仮想通貨取引所がCMを打ち出して、新規の個人投資家がたくさん参入することも大切です。
もっと大切なのは機関投資家の参入です。機関投資家はお客様のお金を預かって運用しますから、資産の管理は最も重要なんですよ。今はまだ仮想通貨を安全に保管できるサービスが充実していないですよね。
カストデイサービスとは、仮想通貨を安全に保管できるサービスの事ですが、これが必須です。
カストデイサービスがしっかりしてくると、機関投資家も参入しやすくなって、仮想通貨市場にも多くの資金が流れてくるでしょう。そうすれば買い圧が強まって価格上昇に繋がります。
そんな中で、バンクオブアメリカがカストデイに関する特許を取得したようですね。
特許の内容としては、
・カストデイへ入金した仮想通貨が信用記録として記載されることになる
・カストデイの口座は保管だけでなく、直接決済(支払い)にも対応可能
といった内容になっているようです。
巨大銀行であるバンクオブアメリカがカストデイの特許を取得したということは、もちろん仮想通貨の保管サービスに目をつけているからです。
将来的にカストデイサービスがしっかりしてくる頃には、相場も回復しているといいですね。
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