こんにちは、本日の仮想通貨ニュースをピックアップして考察していきます。
まずは相場から。
ビットコインを中心としてボラティリティは小さく、最近は大きな動きがありません。
本日はネム(XEM)が約50%ほどの高騰を見せました。原因としては、コインチェック内でネム(XEM)やリスク(LISK)、イーサリアム(ETH)の入金と購入の再開が発表されたためです。
ネムは前日まで10円ほどでしたが、一時的に16円程度まで高騰しました。2018年1月のコインチェック以降に暴落し続けていたネムですが、一つの節目を迎えたと言えますね。1年前のネムは200円を超えていましたから、今の10円という価格は非常に安いわけです。今のうちに私も仕込みを行う予定です。
SECがETFを承認するのはいつか?
今の停滞した仮想通貨相場に終止符を打つと期待されているビットコインETFですが、未だにSEC(米証券取引委員会)からの承認は出ていません。
その原因は、
・仮想通貨の値動きが激しすぎる
・価格操作が行われているため
・仮想通貨保管サービス(カストデイサービス)が不足していること
これらが大きな原因として挙げられていますよね。
私は、ETFが承認されるためのカギを握っているのは、カストデイサービスの充実だと考えています。カストデイサービスは機関投資家向けの仮想通貨保管サービスです。これが無いと機関投資家は、顧客の資産を安全に保管することができませんよね。
仮想通貨相場は冷え切っていますが、そんな時でも水面下でカストデイサービスが少しずつ普及しようとしています。カストデイサービスが充実してくればETF承認も時間の問題だと思います。
仕手行為などは実際に株式市場でも横行しています。特に時価総額の小さな銘柄だと、価格操作も容易にできてしまいますからね。つまり、価格操作は仮想通貨市場だけの問題では無いのでETF承認の大きな壁となっているとは言い切れないと考えています。
仮想通貨はいつ上がる?
バイナンスのCZ氏、CNBC番組内で仮想通貨市場の強気転換を語るhttps://t.co/VSPq8HrLPP
CNBC AFRICAの番組CRYPTO TRADERにCZ氏が出演し、仮想通貨市場の強気市場転換の鍵や取引高の減少などについての質問に回答。
多くの通貨を同社で扱うCZ氏だが、ICOブームの減退は良い傾向と見ている様だ。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) November 11, 2018
9月中旬ごろから、仮想通貨のボラティリティが小さくなりましたよね。時価総額も20兆円くらいから変化していません。
バイナンス取引所のCEOが、「今後仮想通貨が上昇相場になる原因はわからないが、何かがきっかけとなって上昇していくだろう」と述べています。
私は、この先仮想通貨相場が本格的に上昇を始めるためには、一度大きく下がる必要があると思っています。
年末相場に期待している一般投資家が多いですから、そこで敢えて大きく下げてくる可能性があります。
大口たちは、いつも大衆の考えとは逆をいきます。年末年始に何かがトリガーとなって大きく下げた後に、上昇相場に入っていくと予想します。
仮想通貨事業を行うサイバーエージェントの子会社が解散
サイバーエージェントビットコインが解散していた https://t.co/1tCAOqnrQv
— mineCC (@ETHxCC) November 11, 2018
東証一部のサイバーエージェントの子会社であるサイバーエージェントビットコインが解散したようですね。
サイバーエージェントビットコインは、仮想通貨取引所を設立する計画や、独自コインを発行する計画を進めていましたが、とん挫したようです。
サイバーエージェントの子会社が仮想通貨事業に参入してくるとあって、非常に注目を集めていましたが残念な結果になりましたね。
やはり壁となったのは、金融庁のライセンスである仮想通貨交換業者の取得基準が厳しいことでしょう。
仮想通貨に関するルールが厳しいと、日本で仮想通貨事業が育ちにくくなります。
投資家保護の観点からルールを厳しくする気持ちもわかりますが、難しいところですね。
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