こんにちは、2018年11月4日の仮想通貨ニュースをピックアップして考察していきます。
まずは本日の相場から。
BTCはほぼ横ばいで、ボラティリティが無い状態ですね。先日もBitMEXのCEOが「仮想通貨のボラティリティは2020年まで戻らない」という発言をしましたが、現実となると恐ろしいことです。
かなり仮想通貨人口も減ってきていますから、ここから年末相場になるには「ETF承認」や「機関投資家の参入」が重要になってくるでしょう。
Yahooの仮想通貨取引所もオープンに向けて着々と準備が進んでいるようなので待ち遠しいですね。コインチェックも新規登録再開しましたが、相場には影響が無いので残念です。
目次
ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークで爆上げ中
BCHのハードフォークは混乱しそうだな。ビットコインの時と違って別チェーンってのがミソか。
11月15日のビットコインキャッシュアップグレードを巡る論争の行方 | https://t.co/UZ6AD8TYuR https://t.co/0hqhVBRZ7r— DEG (@DEG_2020) November 3, 2018
11月15日のBCHのアップデートに向けて、高騰していますね。今回BCHはアップデートのみならず、ハードフォーク(仮想通貨が分裂して新しい通貨が誕生すること)する可能性もありますので期待が高まり、買いが強まっています。
これまでの経験から言うと、11月15日くらいまでは上昇すると思いますが、15日を境にして下落していくのではないかと考えています。
これはリップルのSWELL会議の時も同様でしたね。当日までは期待上げもあり、買いが発生しますが、イベント当日以降は下落の傾向があるので中止してください。
ちなみに、ビットコインキャッシュ(BCH)の運営内で2つのチームがちょっと揉めています。なので11月15日を境にハードフォークして分裂してしまう可能性があるわけです。
分裂した時にはバイナンスとCoinbase取引所がサポートすると公言していますので、日本人はバイナンスにBCHを入れておくと良いかもしれません。そうすると分裂後の通貨をもらえることになるのでしょう。Coinbaseは日本人取引不可です。
ロシア中央銀行がステーブルコインを検討中
ロシア議会国会に置かれた金融市場委員会の委員長によると法定通貨ルーブルに裏打ちされたステーブルコインの一種が中央銀行によって発行されることが検討されていると、ラジオ局が伝えた。ロシアの官製仮想通貨の計画は常に伝えられているが具体的な情報は依然として不明。https://t.co/b8t64F9UHI
— 琴美@仮想通貨 (@cryptoKotomin) November 3, 2018
ロシアの中央銀行が、ロシアの法定通貨ルーブルに価格が裏打ちされたステーブルコインの発行を検討しているようです。
特に脱税に関しては国益に直接関係しますから、デジタル通貨に期待する気持ちもわかります。
ロシアは仮想通貨やブロックチェーンにも肯定的な国なので、これからも動向を追っていく必要があります。
Coinbaseカストデイが560億円規模の仮想通貨ファンドを設立へ!
Coinbaseカストディが年末5億ドルの仮想通貨ファンドを設立予定|米機関投資家と提携で実現https://t.co/ofqYN3nEXx
NY州政府から認定されたCoinbaseカストディは、Wilshire Phoenixとパートナーシップを締結し、年末までに5億ドルのファンドを設立予定。今後のさらなる機関投資マネーの流入に期待。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) November 3, 2018
このブログでも時々でる言葉’Coinbaseカストデイ’ですが、覚えていますでしょうか。
Coibaseはアメリカ政府公認の仮想通貨取引所であり、そのCoinbaseの仮想通貨保管サービスがCoinbaseカストデイでしたね。
そのCoinbaseカストデイが投資会社と協力して560億円規模の仮想通貨ファンドを立ち上げる予定のようです。好材料ですね。今は仮想通貨相場は冷え切っていますが、水面下ではこのように大きな規模で動いているわけです。上昇相場になったときが楽しみですね。
ちなみにこのファンドはビットコイン(BTC)のみに対応しており、アルトコイン(BTC以外の仮想通貨)には対応しない予定です。
こういったニュースがなぜ好材料かというと、機関投資家の参入を促す効果があるからです。今の停滞した仮想通貨相場を抜け出すためには機関投資家の参入が不可欠です(大きな資金が流入するから)。
機関投資家が、仮想通貨市場になかなか入ってこない大きな理由仮想通貨のセキュリティ面、保管への不安が大きいわけです。機関投資家は顧客のお金を運用するから、セキュリティが甘いのは致命的なわけです。
だからカストデイサービスのような、資金保管をしっかりするサービスが普及すれば、機関投資家も参入しやすくなる=大きな資金が仮想通貨市場に入ってきて爆上げが期待できるわけです。
仮想通貨価格追跡アプリ「Coin Ticker」は危険
記事を更新しました→仮想通貨価格追跡アプリ「CoinTicker」、Macのマルウェアと判明 https://t.co/wzxIETcYDu
— モーニングスター 仮想通貨 (@mstarjp_vc) November 1, 2018
仮想通貨の価格を追えるアプリにCoinTickerというアプリがありますが、このアプリをインストールすると他社に遠隔操作でハッキングされる恐れがあることがわかりました。
ですのでこのアプリをダウンロードしている方は、今すぐインストールしておきましょう。
スマホ内のアプリストアで簡単にインストールできてしまうことから信用しがちですが、中には怪しいアプリも結構あります。発行会社が信頼できるかわからないときは、インストールするのはやめておきましょう。
2018年11月4日の仮想通貨ニュースまとめ
・ビットコインキャッシュ(BCH)の分裂はどうなる!?
・ロシア政府が法定通貨ルーブルの価格に連動するステーブルコインを検討中
Coinbaseカストデイが投資会社と協力しBTCファンドを設立予定
・CoiTnickerというアプリは危険なので削除しておくこと