こんにちは、Ryuです。
2018年の夏ごろからSBIグループが運営する仮想通貨取引所が口座開設受付を始めました。
「実際のところ、SBIが運営する仮想通貨取引所ってどうなの?」
と感じている方も多いと思います。
この記事では、リアルな評判・口コミをお伝えしていきます。
✔この記事の結論
SBIVCは将来性が高いが、今すぐにメインで使うほどの取引所ではない。
ただし、早めに口座開設しておくのが良い。
目次
SBIVC(バーチャルカレンシーズ)とは?
SBIVCとは、SBIグループが運営する日本の仮想通貨取引所の名前です。
SBIグループと言えばSBI証券を始め、ネット銀行や保険事業も手掛けている大企業ですね。
金融事業で知名度のあるSBIグループが手掛ける仮想通貨取引所とあって、以前から注目を集めています。
2018年は仮想通貨相場が冷え込んでいたこともあり、
「えっ、SBIの取引所があるなんて知らなかった」という方も多いはず。
また、ハッキングが相次いだこともあり、仮想通貨取引所には強固なセキュリティと、安心感が求められています。
SBIグループには厚い信頼と安心感があります。
今はまだ知名度が高くないSBIVCですが、今後相場が回復してくるに連れて、SBIVCの注目度は上がっていくでしょう。
SBIVC(バーチャルカレンシーズ)の基本情報
運営会社 | SBIVC(バーチャルカレンシーズ)株式会社 |
取扱銘柄 | リップル(XRP)、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH) |
販売所or取引所 | 販売所のみ |
取引方法 | 現物取引のみ(レバレッジ取引無し) |
公式サイト | https://www.sbivc.co.jp/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/sbivc_official |
取扱銘柄は、まだ4種類と少ないです。
今後随時追加されていくことが発表されていますので、期待しましょう。
また今のところSBIVCに「取引所」は無く、「販売所」のみとなっています。
「取引所」に関しても、今後の実装が予定されています。
仮想通貨の取引所と販売所の違いについては、以下の記事をご覧下さい。
SBIVC(バーチャルカレンシーズ)の良い評判・メリット
まずはSBIVCのプラスな評判をお伝えします。
スプレッド(手数料)が安い
SBIホールディングスの北尾社長は、「業界最低水準のスプレッドを目指す」と公言しています。
これまで仮想通貨の販売所の問題点としては、「売値」と「買値」の差であるスプレッドが大きいことが挙げられていました。
SBIVCも販売所方式で仮想通貨を取り扱っていますが、そのスプレッドを業界最低水準にすることを目指しています。
実際にSBIVCのスプレッドを確認してみると、確かにスプレッドが小さいことが確認できます。
しかし、デメリットの方でも書きますが、SBIVCには今のところ「販売所」しかありません。
早めに「取引所」も実装して欲しいところですね。2019年度内の実装が予定されています。
Sbivcのハガキが到着しました〜。
少しログインしてみましたが、シンプルなインターフェイスで使いやすそうです。
スプレッドも安いので、今後は使用していこうかと思います。
何よりも取引パスワードがあるのは安心ですね◎
— Nao2.0@釣り人 (@tsulikuma) 2018年6月13日
SBIネット銀行やSBI証券と連携できる
SBIグループの仮想通貨取引所ということもあり、SBIネット銀行の即時入金に対応しています。24時間、365日ネットから入金できますので便利ですね。
また、SBI証券の口座にも24時間いつでも振替することが可能です。
これまでSBI証券を利用してきた方にとってもメリットがありますね。
私も普段はSBIネット銀行を使っていますが、月に3回まで他銀行への振り込み無料サービスがあったりと、便利ですよ。
#SBIバーチャルカレンシーズ で $BTC の取扱いを強から開始ですね。
現状価格に大きな影響はありませんが、金融取引顧客400万口座以上の会社が新たに行う #仮想通貨 取引所サービスという事で今後の資金流入に大きく期待されます。 pic.twitter.com/5uacM4STQT— @ビットコイン、仮想通貨トレーダー (@UU_Uu1uU) 2018年6月18日
独自コイン(Sコイン)を発行予定
SBIホールディングスは独自コインのSコインを発行します。
Sコインとは、主に決済を目的として作られたコインで、スマホを利用して簡単に決済ができるようになります。
例えばこれまでのように現金やクレジットカードを使わなくても、スマホ1つで容易に支払いができます。
Sコインの詳細は明かされていない部分が多いですが、将来的にSBIVCで購入できるようになるのではないかと思っています。
今のうちにSBIVCを口座開設しておくと良いと思います。
SBIVCは、SBIが自発行する「Sコイン」を送金できる連携機能が搭載されるとかされないとか。SBI内で自由に資金移動できるとなると、株式投資勢の資金がSBIVCをきっかけに仮想通貨参戦ってことも⁈妄想楽しい。
— ◉Mr.gon◉ (@sanconsan93) 2018年6月9日
リップル社と提携済み
SBIVCはリップル社と提携済です。
2社が共同してSBI Ripple Asiaという会社も設立しています。
SBI Ripple Asiaは主にアジアにおける送金インフラを整える事を目的とした会社です。ブロックチェーン技術を用いて、既存の銀行システムが抱えている課題を解決していくようです。
ちなみにSBI側とリップル社は6:4の比率でSBI Ripple Asiaの株式を保有しています。
リップル社と言えば、銀行間の送金に使えるXRPという仮想通貨を発行していることで有名ですよね。
今後も伸びていく通貨の1つなので、そのリップル社と提携していることは価値があると言えます。
#XRP
北尾社長はこの仮想通貨業界でナンバーワンになると明言している。
2016年にリップル社に投資提携。
SBIVCのxRapid実装も噂されている。
世界の送金がSBIVCを経由するようになればナンバーワンは避けられない😎SKR🚀
— (個)NKファンド (@nk_fand) 2018年10月5日
セキュリティが強固
2018年は仮想通貨取引所でもハッキングが相次いだことで、セキュリティを重要視する声は高まっています。
SBIグループには、ネット銀行や証券会社があります。SBIVCには、SBIグループで培った金融・セキュリティノウハウが用いられています。
SBIVCのセキュリティを語る際のポイントは以下の2点です。
・マルチシグ対応
・コールドウォレット保管
警備会社のセコムとも提携し、マルチシグ対応を行っています。マルチシグ対応について簡単に説明すると、
SBIVCが保管する資産にアクセスするには複数のカギが必要になります。
そのカギを分散して保管することで、ハッカーは全てのカギを見つける事が困難になります。そうしているうちにハッキングは失敗に終わるわけです。
また、コールドウォレット保管とは、顧客の資産をインターネットに接続しないオフラインの状態で保管することです。
SBIVCは積極的に海外の企業と提携しており、ウォレットの脆弱性に対応する技術の導入を進めています。
ウォレットに関して言えば、SBIVCは出金用のハードウェアウォレットを利用者に配布する計画があります。取引所がハードウェアウォレットの配布を計画しているのは珍しいですね。セキュリティに対する意識の高さが現れていると言えます。
以上から、SBIVCのセキュリティは安心できると判断しています。
仮想通貨全体的に見てセキュリティ面の安全性はまだまだなのかもしれないけどだからこそSBIVCの参入は大きな事だと思う。大手の参入で信頼性も高い会社だし、やっぱり仮想通貨業界全体の信頼が上がらない事にはこの業界も廃れてしまう。新規参入を増やす為にはこの課題とどう向き合うかが大きい。
— 鋼のリップラーあつし (@yomosue46) 2018年6月11日
SBIVC 専用 HW ウォレットの件、取引所からの出金対象を限定する事によって「SBIVC は規制に沿っている」という証明になる。
ウォレットからの送金は自由だけど、もし追跡しようと思えば(完全ではないが)出来る。上手い仕組みだと思う。SBIVC としかやり取り出来ないのであれば狂気の仕様だがw
— さざなみ (@KAGIYA1000B) 2018年12月21日
SBIVC(バーチャルカレンシーズ)の悪い評判・デメリット
ここでは悪い評判に触れていきます。
取扱通貨が少ない
SBIVCには4種類しか取扱通貨がありません。この先は順次導入されていくことが予想されますが、今のところ物足りないですね。
しかも、ビットコインをはじめとして他の国内取引所でも買えてしまいますので、敢えてSBIVCで購入する必要も無いでしょう。
この先、前述したSコインが購入できるような展開になれば、SBIVCを使うメリットはあると言えます。
今後、取扱通貨が新しく増えることを期待します。
国内取引所で扱いの無いような時価総額の低い仮想通貨(いわゆる草コイン)を購入したい方は、バイナンス(BINANCE)をオススメします。
・【海外仮想通貨取引所】バイナンス(BINANCE)の評判・口コミをわかりやすく解説
知名度や時価総額が低いコインは、リスクもありますが、注目を浴びた時の伸びしろも大きいです。
レバレッジ取引ができない
将来的には実装される見込みですが、今のところ、SBIVCにはレバレッジ取引の機能がありません。
レバレッジ取引を行いたい方にとっては、デメリットに感じる点だと思います。
国内取引所でレバレッジ取引を行う場合は、GMOコインかDMMbitcoinをお勧めします。
初心者は、アプリも見やすいGMOコインを使い、慣れてきたらDMMbitcoinか、海外取引所のBitMEXも有りですね。仮想通貨界隈の有名トレーダー達は、BitMEXを使用している割合が高いです。
SBIVCもレバレッジ取引の実装に期待しましょう。
「取引所」が無く、「販売所」だけである
SBIVCには「取引所」が無く、「販売所」のみです。
補足しますと、取引所は以下の図のように取引板を使って「売り注文」や「買い注文」を出します。
販売所は、以下のようにSBIVCに対して売買します。SBIVCから仮想通貨を買ったり、売ったりですね。
一般的に販売所のスプレッド(売値と買値の差)は、取引所のスプレッドに比べて高いと言われています。
スプレッドが高いということは、見えない無駄な手数料がかかっているようなものです。
SBIVCの販売所は比較的スプレッドが小さいですが、それでも「取引所」も実装して欲しいところですね。
夏のボーナスをSBI銀に入れようと思うんだけど。XRPどうかな。SBIVCで最安で買って、長期ガチホ目論見。50って底?オリンピック以後は急上昇すると思うのだが。SBIVCも販売所だけじゃなぁ。取引も送金もできないんじゃ、開設はしてみたものの今いち期待はずれ。
— やまっち (@hide37331) 2018年7月22日
スマホアプリが無い
SBIVCにはスマホアプリがありません。
国内取引所だとGMOコインやDMMbitcoinにはスマホアプリがありますよね。初心者でも画面が見やすく、操作もしやすいです。
仮想通貨価格が気になった際などにスマホをサクッと開いて確認できるに越したことはありません。
仮想通貨の売買はタイミングが重要になりますから、頻繁にチャートや価格を確認できるスマホアプリは欲しいものです。
スマホアプリが実装されれば、SBIVCの利用者も増えることが期待されます。
SBIVC(バーチャルカレンシーズ)の個人的な感想
結論として、個人的にSBIVCを使うにはまだ早い段階だと思っています。
理由としては、主に以下の3つです。
・SBIVCには「取引所」が無く、「販売所」のみ
・取扱通貨も4種類と少ない
・スマホアプリも無い
ただし、SBIVCの今後にはかなりの期待を寄せています。私が思うには、SBIVCは今後の国内取引所の中心になっていきます。
なぜなら、まずセキュリティに対する意識が他の取引所と比べても高いからです。仮想通貨取引所が生き残っていくには、セキュリティや安心感が最重要です。
その上でSBIグループという知名度がありますので、次の仮想通貨ブームが来た時に広告に力を入れればかなりの利用者を獲得できることが予想できます。
独自コインであるSコインもSBIVCで購入できるとなれば、注目度も上がるでしょう。
以上から、今すぐメインとして使える取引所では無いですが、将来的には主役になるだろうな~と思っています。
口座開設がまだの方は、お早めに開設しておくと良いと思います。
やっとSBIバーチャルカレンシーズの口座確認出来た。
コインの売買は出来るけど手持ちの暗号通貨を他取引所からSBIに送ることは出来なさそうなので
これから色んなサービスが増えてくるんだろうけど今のところSBIVCは使い勝手が悪い😅— takutom (@takutomi324) 2018年6月19日
SBIVC開設完了。
ということで、XRP買おうとおもったら、なんか使い勝手よくない。
自分の指し値で買えないじゃないですか。
まぁ、顧客ターゲットを幅広くするとこうなるのかな。
将来の日本のためなら仕方ないです。
— かっつぅん@人生チェンジャー🚀 (@kkatuun) 2018年7月30日
まとめ:SBIVC(バーチャルカレンシーズ)の評判・口コミ
この記事で記載したSBIVCの良い評判と悪い評判をまとめます。
【良い評判】
スプレッド(手数料)が安い
SBIネット銀行やSBI証券と連携できる
独自コイン(Sコイン)を発行予定
リップル社と提携済み
セキュリティが強固
【悪い評判】
取扱通貨が少ない
レバレッジ取引ができない
「取引所」が無く、「販売所」だけである
スマホアプリが無い
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